松山ケンイチ、恋の意外な三角関係(!?)が発覚。名乗りを上げたのは蒼井優
19日、シネセゾン渋谷にて映画『人のセックスを笑うな』の初日舞台あいさつが行われ、主演の永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾、そして井口奈己監督が登壇した。本作の共演で恋人を演じた永作にメロメロの松山は、永作の洋服と同じ色のポケットチーフを胸ポケットにキリッとしたスーツを着用。だが、意外な恋のライバルが出現したことが明らかになった。
松山は、本作品のイベントなどで取材陣の前に登場するたびに「いかにユリ=永作が、すてきか」を再三言葉にしてきたのだが、初日舞台あいさつでは蒼井が「ユリの登場シーンが好きで、出てくるたびにキュンキュンしていました」との好意を表明。ユリをめぐっての三角関係が発覚したかたちだ。 恋のライバル出現に、松山は負けじと「僕にとって永作さんは今でもユリ。もしも別作品で共演したら大変。敵役なのに好きになりそう……。」とコメント。しかも好みの女性のタイプとして「(ユリのように)靴下だけをはかせる趣味はすごくいい。雰囲気がある、いい感じに何かが始まりそうってときに踏み台昇降を始めるのも面白い。独自のルールで生きているユリに翻弄(ほんろう)されっぱなし」とオープンに思いを語った。
(劇中同様の)三角関係ではあるが、不穏な空気はまったくない。永作が作り上げた自由奔放なユリは、男女ともにほれるようなとても魅力的なキャラクターになったということの証だ。共演者からの賞賛を受け、永作は「褒められてうれしい!」と満面の笑みを見せた。 また松山は「皆さん一人一人の感想を聞きたいので、(具体的なサイト名を挙げつつ)インターネットの映画レビューを読んでから寝ているので感想を書き込んでください」とファンにメッセージを投げ掛けたり。忍成が、撮影時のハプニング話を始めた途端に忍成のマイクにトラブルが発生すると、自分のマイクを差し出したりと「素」の姿を見せ、ファンの歓声を浴びていた。
『人のセックスを笑うな』は、39歳の版画講師・ユリ(永作)と20歳年下の美大生・みるめ(松山)との恋愛模様を中心に、恋をすることの素晴らしさを描いたドキュメンタリータッチの作品。原作はデビュー作にして、第41回文藝賞を受賞した山崎ナオコーラの同名小説によるものだ。
映画『人のセックスを笑うな』は、シネセゾン渋谷ほかにて全国公開中
オフィシャルサイト hitoseku.com