ジョージ・クルーニー、ナイジェリアの武装勢力に招待される
国連の平和大使に任命されたジョージ・クルーニーが、ナイジェリアの武装グループから、爆撃や外国人の誘拐などが相次ぐニジェール・デルタ地域へ招待された。石油資源の豊かなこの地域では、2年に渡り武装勢力の間で紛争が続いており、貧困も加速している。クルーニーを招待したのは反政府武装組織のニジェール・デルタ解放運動で、声明の中で「ナイジェリアが深い戦争状態へ突入しないよう、国際的な平和活動家とともに協力したい。国連は現実的なステップを取るべきで、ニジェール・デルタは今にも爆発しそうな爆弾であることを認識してもらいたい」とコメント。このグループは、ナイジェリア政府に対し石油利益の還元や拘束者の解放を求めているが、外国からの関与を求めるのはまれなことのよう。クルーニーは声明に対してコメントを出していない。[1月19日 ラゴス]