ネス湖のネッシーが絶滅の危機に?地球温暖化が原因?
世界で最も有名な“未確認動物”の写真といえば、ネス湖のネッシー。そのネッシーを題材にした映画『ウォーター・ホース』が2月1日に公開される。そんな映画になるほど世界的に有名なネッシーだが、目撃者が21世紀に入ってから激減しており、ネッシーは滅亡したのでは? といううわさも聞こえてきているらしい。
世界的な論調ではネッシーがいるのか、いないのか? から始まるのだが、ネス湖の地元(イギリス・スコットランド北部ハイランド地方)では、すでにネッシーは存在するものとして、さまざまなことが語られている。
ネッシーのオフィシャルサイトによると、1930年から4,000件以上あったネッシー目撃者は年々少なくなっており、公式と認定される目撃者数は、1995年には16件だったが2007年はたった2件のみとなっている。
スコットランド観光協会(VisitScotland) が出した見解によると、その理由として、「ネッシーが低空飛行のファイタージェット機におびえて水面に出なくなった」「ネス湖の汚染により見えにくくなった」「急激な温度変化を嫌いネス湖を去った」
などがあり、ネッシーが姿を見せなくなったのは環境問題が影響しているとのことだ。
しかし、2007年の目撃談では、イギリスから来た研究所員が、水中で動いている黒い物体をカメラに収録し、その鮮明な映像はテレビでも放映され、ネッシーの健在(?)ぶりが確認されたと、地元の人々はひと安心という出来事もあった。
ともあれ、映画『ウォーター・ホース』の公開でネッシーに興味を持つ人が増えれば、ネス湖に訪れる人も増え、また目撃談が増えるかもしれない。
映画『ウォーター・ホース』は2月1日サロンパス ルーブル丸の内ほかにて公開
オフィシャルサイトsonypictures.jp