喫煙バレて罰金!ホテルを追い出された小林政広監督!【ロッテルダム国際映画】
第37回ロッテルダム国際映画祭に、特集上映で参加中の小林政広監督が現地時間25日、喫煙が原因で事実上、宿泊中のホテルから追い出される“事件”が起こった。
小林監督が宿泊していたのは、映画祭側が用意した市内屈指の5ツ星ホテル「W」。このホテルは世間の流れに従うように全館禁煙。その掟を小林監督が破ってしまったのが原因だ。
小林監督は「映画祭側には“タバコが吸えるホテルを”とお願いしていたのですが、一番良いホテルを予約してくれたのが逆に災いしてしまいました。それでも最初はコレを機会にタバコを止めようと思ったんですけどね。ところが到着初日はひどい時差ボケで一睡もできず。手持ち無沙汰でつい、タバコに手を出してしまいました」と反省しきり。
それでも、吸い殻をティッシュに包んで捨てるという“証拠隠滅”を謀る姑息な手段に出たのだが、室内にほのかに香る“匂い”までは誤魔化せなかった。ホテル側から罰金175ユーロ(約28,000円)を請求され、喫煙可能なホテルに移動するハメとなった。
小林監督はヘビースモーカーで、1日2箱は当たり前。昨年、ウィーン国際映画祭に参加するためオーストリア入りした際には、「タバコの持ち込みは1カートンまで」という規則を無視して2カートン持ち込んだところを税関に見つかり、多額の罰金を払った”前科”がある。
ロッテルダム映画祭後は、29日に開幕する「ウズール・アジアン・フィルムフェスティバル」(2月5日まで)のコンペティション部門で審査委員長を務めるためにフランスへ移動するが、「映画祭側には喫煙できるホテルを要望しているが、もし、そうじゃなかったら、つらいなぁ」と苦笑い。 愛煙家の多い日本人にとっては、他人事ではない話かもしれない。