えっ!パンダが、日本の中華街と初のコラボレーション?
声の主演にジャッキー・チェン、ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマンなどの豪華俳優陣を迎えて、今年の夏に公開されるドリームワークス製作の映画『カンフー・パンダ』。この主人公のパンダ“ポー”と横浜・神戸中華街が、コラボレーションすることになった。中華街がこのようなタイアップを行うのは、初めてとのこと。
この話が持ち上がったのは、パンダの“ポー”がラーメン屋の息子で、大食いという設定だからだ。そこで映画配給元が、横浜中華街発展会協同組合に話を持ちかけたところ、快諾され実現した。
パンダの“ポー”は、横浜中華街にて2月6日に今年の春節(旧暦の正月)の前日を迎えるが、そのカウントダウンに登場し、8日には春節のパレードに参加。神戸中華街でも行われるパレードにも参加が決定しており、春節の両中華街では、“ポー”が盛り上げてくれること間違いないだろう。また今年8月に中国で開催される北京オリンピックでは、パブリックビューイング形式で放映し、その会場に“ポー”が来場することが検討されるなど、今年の両中華街は“ポー”一色となる。
横浜中華街組合広報部長の李宏道(リ・コウドウ)氏は「今年2008年は、北京オリンピックイヤー。この『カンフー・パンダ』は、パラマウント映画、ドリームワークス製作といったところが携わっている超大作。そのような世界的大手映画会社とコラボレーションし、主人公のパンダ“ポー”という、北京オリンピックイヤーにふさわしいインターナショナル色豊かなキャラクターと組むことで、横浜中華街の今以上の集客をはかっていきたい」と“ポー”に対する期待のこもったコメントを寄せてくれた。
『カンフー・パンダ』は、“平和の谷”を脅かそうとする極悪カンフー・ウォリアー、タイ・ランと、カンフーおたくでぐうたらなパンダの“ポー”との戦いを描いたアクションアニメ大作。豪華キャスト陣に、最先端CGを駆使した映像が話題を呼んでいる。
映画『カンフー・パンダ』は7月26日より全国公開
オフィシャルサイト kf-panda.jp