臨月サエコ、宮川大輔の“スベらない”ネタにされてもママの笑顔!
4日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、映画『ガチ☆ボーイ』の完成披露試写会が行われ、主演の佐藤隆太ほか、小泉徳宏監督を含めた総勢13名が登壇。臨月のサエコも登場して、会場を沸かせた。
本作で、リングアナウンサー“チョチョチョッピ君島”役を演じている宮川大輔は、ちょうどつわりで苦しんでいたサエコが「今日は具合がいいから……」とみんなでご飯を食べに行くはずだった日の話を披露。ものすごく楽しみにしていたのに、ボラギノール日野役の足の香りがあまりに臭く、サエコのつわりが悪化。ご飯を食べにいけなくなってしまったという、得意の“スベらない話”で観客の爆笑を呼んだ。
また“レッドタイフーン”役の向井理は、「ライバル役で、唯一の本物のプロレスラーであるフジタ“Jr”ハヤトくんに、肋骨を折られました……」と“笑えない話”を披露した。
「プロレスシーンにCGは一切使いません!」と小泉監督から宣言されたキャストたちが、同じ屋根の下、過酷なトレーニングを共にした本作。学生プロレスラーでありながらも“高次脳機能障害”の青年という難しい役柄を、見事に消化し、演じ切った佐藤は「撮影中は、イガラシという男を演じているとうより、出会わせてもらった……そんな気持ちでした。演じながら、いつもイガラシが僕の隣にいた気がします。孤独で、不安な男ですが、彼の生きた証をみんなの記憶に残してもらいたいと思います!」と充実した笑顔で観客の拍手に応えた。
『ガチ☆ボーイ』は、高次脳機能障害という障害を負った青年が、学生プロレスを通して、“生きることの楽しさ”をもう一度再確認していく……という物語。登壇者全員が退場しても止むことのなかった拍手からは、キャストたちの汗と涙で仕上がった本作が持つ“熱さ”が伝わってきた。
『ガチ☆ボーイ』は3月1日より全国東宝系にて全国公開
オフィシャルサイト go-go-igarashi.jp