ジョージ・クルーニー、映画の黄金期をしのぶ
『フィクサー』で今年のアカデミー主演男優賞にノミネートされているジョージ・クルーニーが、現在のハリウッドの状況について憂いを語っている。クルーニーは雑誌「ラジオ・タイムズ」の中で、「ハリウッドはもはや、名作と呼ばれるような映画を作らなくなってしまった」とコメント。自身にとってハリウッド映画の黄金期は1964年から76年だそうで、「あの時代には、名作と呼ばれるような映画が1年に10本は存在した」と語った。またクルーニーは、スターとなった理由は運のおかげ、とコメント。「例えば「ER 緊急救命室」が木曜の夜10時じゃなくて金曜の夜に放映されていたら、僕はスターになっていなかったかもしれない。キャリアを築けたのは、そのくらいの運なんだよ。才能ではないと思う」と謙虚な態度を見せた。ファンの間では、「ER 緊急救命室」への再出演が噂になっているが、それは否定した。