スパイク・リー監督、大統領選挙を前に学生に呼びかけ
スパイク・リー監督が、今年11月に行われるアメリカ大統領選挙について、大学生たちの前で演説を行った。現在アメリカの大統領選挙は予備選挙の段階だが、リー監督はオハイオ州の大学で、「11月の本選挙では、この国が前に進むか、あるいは後退してしまうか、その将来を決めることになる。正しいことをしよう。それができるかどうかは君たち次第だ」と呼びかけた。リー監督自身は、民主党の予備選挙でリードを広げているバラク・オバマ候補を支持している。オバマ候補がもしも大統領となれば、アメリカ初の黒人大統領が誕生することになるが、「僕は大学に進むまで映画監督になろうなんて思っていなかった。でも、自分がアフリカ系アメリカ人であることで、映画で観るシーンは僕が暮らす町で日々起きていることだと気づいたんだ」と語り、アフリカ系アメリカ人が多くの現実を目撃している点をアピールした。
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