麻生久美子、マジメでダサい男子に胸キュン!
人気ブログを映画化した話題の青春映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』が公開される。同作で元暴走族メンバーで、今は駐在さんの妻であるヒロイン、加奈子を演じた麻生久美子に話を聞いた。
イタズラを仕掛けることに情熱を注ぐ高校生(市原隼人ら)と、彼らを食い止めようとする駐在さん(佐々木蔵之介)。世代を越えた男たちの熱きバトルを描いた内容について、麻生は「青春な感じでキラキラしてますよね。すごく楽しそうなんで、すごくうらやましかったです」と本当は一緒にイタズラ合戦に参加したかったと告白。「でもわたしは一応、マドンナ的存在ってことになってるんで(笑)。年齢も違いますしね」と語った。
そんな麻生が演じる駐在さんの妻、加奈子は、かつて暴走族のメンバーだったという設定。回想シーンでは、麻生がヤンキーパーマにド派手メーク、そして特攻服という“族ファッション”に身を包んで登場する。「貴重な体験でしたね、きっと最初で最後になると思いますけど(笑)」と照れながら語る麻生。抵抗がなかったか聞いてみると「むしろ族を演じてみたくて、このオファーをお受けしたような感じで。単にみんなのマドンナっていうだけじゃないギャップが魅力的だと思って」とヤンキー役を存分に楽しんだようだ。
夫婦役で共演した佐々木蔵之介は、麻生にとってあこがれの存在だったそうだ。「ずっとお会いしたかったんで、今回の共演はうれしかったですね。お会いしたら想像通りステキな方で……微妙な表情の変化など演技にも魅せられました」と麻生。佐々木演じる駐在さんについては「とにかくマジメなんだけど、ユーモアがあってかわいらしい。私服がダサいのもキュンときちゃいます。何より妻を心から愛してる点がいいんですよ」とキャラクターの魅力を語ってくれた。
最後に「構えずに楽しめるエンターテインメント。笑って泣ける映画です。わたし自身、プライベートで観るならこういうタイプの映画が一番好きだし、いい作品に出演できたと思います」と見どころを語った麻生。ちなみに映画のテーマでもあるイタズラに関しては「わたし、憶病者なので他人にイタズラとかできないんですよ。だからこの映画に登場するような、人を楽しませるためにイタズラできる人って、少しあこがれますね」と素の部分を明かしてくれた。
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』は各人気ブログランキングで第1位を総なめにした同名ブログ小説の映画化。1979年、栃木県の片田舎を舞台に、高校生たちと駐在さんのイタズラ合戦をコミカルに描いた青春ムービーだ。
映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』は4月 5 日より、シネマGAGA!ほかにて全国公開
オフィシャルサイト bokuchu.gyao.jp