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エマ・トンプソン、養子にした息子が「イギリスの大学は退屈」

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エマ・トンプソン
エマ・トンプソン - Fred Duval / filmmagic.com

 エマ・トンプソンが5年前に養子にとったルワンダ人青年が、イギリスの生活について満足していない、とコメントした。デイリー・メール紙によると、現在20歳のティンディブワ・アガバさんはルワンダから難民として渡英。ロンドン市内の広場で野宿する生活を送っていたが、難民カウンシル主催のクリスマス・パーティーでトンプソンと出会い、養子となった。その後はトンプソンの家で暮らし、イギリス南西部、デヴォン州ののエクスター大学へ進学した。エクスターはエマ・トンプソンの映画『いつか晴れた日に』の舞台となった町で、トンプソンは「息をのむほど美しい場所」と呼んでいるが、ティンディブワさんの意見は違うよう。エクスターの人種差別監視団体でボランティアをするティンディブワさんは、そこに寄せたエッセイの中で「政治や社会を刺激するような行動は一切なく、人々は馬鹿らしくもセレブリティを追いかけているだけで、上辺だけの生活をしている」と記述。また大学の政治学科の中で自分が唯一の黒人学生である事実について、マイノリティー人種にとってエクスター大学は魅力的でなく、魅力を増すような努力もしていない、授業も退屈で無感動と語っている。ディンディブワさんはルワンダにいたころは少年兵で、幼いながら自らの国の政治に積極的に関わっていたよう。エクスター大学のコースを終えた後は、ケンブリッジ大学の社会・政治学で学位を取るそう。

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