松尾スズキ、ずっとイライラ!それは中途半端なイスのせい……
18日、渋谷シネクイントで映画『全然大丈夫』のトークショーが行われ、松尾スズキと藤田容介監督が登壇。松尾は終始落ち着かない様子だったが、その理由は用意された座り心地の悪いイスだった。
松尾は、劇団「大人計画」結成初期からの付き合いだという藤田監督とのトークで、若かりし日々のエピソードを次々と披露。「昔、(長寿で有名だった)きんさんに会うため、アポ無しで名古屋まで行った」「全身の毛をそって女装し、吉祥寺を歩いた」など思い出話に花を咲かせた松尾だが、なぜかノリはいまいち。トークも終盤に近づくとついに「あー、このイス座りにくい!(大きさが)ハンパ」と不満を漏らし、退場時には「落ち着かなかったなぁー」と再度イスに対しダメ出ししていた。
ちなみに、きんさんの自宅を訪ねた際には、アポ無しにもかかわらず甘酒を出してもらったそうで、松尾と藤田監督の2人は「100歳なんで、アポ無しでも絶対家にいてくれた」と今は亡き国民のアイドルに思いをはせていた(!?)。
『全然大丈夫』は大人に成り切れない幼なじみの男2人(荒川良々と岡田義徳)が、地味で不器用なヒロイン(木村佳乃)をめぐって火花を散らす、奇妙な三角関係を描いたラブコメディー。
映画『全然大丈夫』はシネクイントほかにて全国公開中
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