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ジャーナリストたちの取材パス争奪戦!もう一つのアカデミー賞の風景

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帰りはレッドカーペット歩き放題!
帰りはレッドカーペット歩き放題!

 全米脚本家組合のストライキの影響も懸念された第80回アカデミー賞。今回は紆余(うよ)曲折のドラマがあっての開催だったようですが、アカデミー賞を取材する記者たちには毎回のように紆余(うよ)曲折のドラマがあるってことを、皆さんはご存知でしょうか。

 その一つが取材パスの争奪戦。毎年、アカデミー本部に送られてくる世界中のマスコミの取材パス申請は平均して約3000件もあるそう。これに対して支給されるパスは何と約1900件。しかもその大半は大手の団体(ロイターやABCネットワークなど)が確保してしまうらしく、中小媒体が取材パスを手に入れるのは大変難しく、まさに狭き門なのです。さらにアカデミーには、新しい媒体に対する厳しい審査があり、媒体の知名度や取材するレポーターの知名度などが重要視されるよう。また、早朝に行われたノミネーション発表の取材に参加したか否かなど、アカデミー賞に対する熱意なども審査の対象となるらしいのです。

 その中からレッドカーペットに招待されるジャーナリストの数はたった100人。まさに選ばれし者しか活躍できないハリウッドならではの厳しさ。しかし取材パスをもらっても気は抜けません。次から次へとレッドカーペットにやってくるセレブたちにインタビューしたり、写真を撮ったりと休む暇なし。ちなみに、レッドカーペットには客の空席を埋めるためのサクラがいるんです! サクラ用のパスだってばっちりあるんだから不思議~。

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 そしてプレス・ルームへ移動すると、テロへの警戒か、空港顔負けの警備の数々。行くところどころで金属探知機によるチェックが待っています。ただ、厳しいことばかりではなく楽しいことがあるのも確か。授賞式終了後、とある記者がトイレに行ったところ受賞者とバッタリ! 一生の思い出になる化粧直しができちゃった、なんてエピソードも。

 大作がめじろ押しの2008年。まだまだ先ですが、来年のアカデミー賞にはどんなドラマがあるのでしょうか。ジャーナリストになろうとしているあなた。こんな狭き門のアカデミー賞取材にチャレンジしてみるのはいかが? (取材: 神津明美)

「LA発! ハリウッド コンフィデンシャル 番外編」 cinematoday.jp

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