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小野真弓がバツイチ、子持ちの私を見てほしいと独占激白!

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天使のほほ笑み小野真弓
天使のほほ笑み小野真弓

 自分勝手な理論や常識を押し付け、相手を追いつめていくクレーマーを題材にしたサスペンスホラー映画『クレーマー case1』『クレーマー case2』が12日から公開される。ある日突然かかってきた1本の電話をきっかけに、恐怖の日々を送ることになる女性を演じた小野真弓に独占インタビューをした。【関連写真はこちら】

 かつてCMで“天使の笑顔”と評されたときと変わらない癒し系スマイルでインタビューに答えてくれた小野。本作では、夫と離婚して5歳になる息子を育てるシングルマザーというこれまでのイメージを打ち破る役に挑戦している。役の話がきたとき「おおー、自分も5歳の息子を持つような年齢になったのか」と思ったそうだ。しかも、そのすてきな笑顔は封印して全編に渡って恐怖におびえる役。「もともと怖がりでホラー映画は苦手で、自分の怖いという気持ちが自然に出ればいいかな」と撮影に臨んだそうだ。撮影中はなるべく隅っこの方で、一人静かにして役に没頭したと語る。

 お客様相談室でクレームの電話に対応するクレーム係を演じるにあたっては、昔テレフォンアポインターのアルバイトをしたときの経験が役立った。「クレームの電話を取るのとはまったく違いますが、電話をかけただけでも、何でこの番号知ってるんですか! と怒られたので、ああ、クレームを言われるときの気持ちはこういうものなんだろうなと思い出しましたね」と振り返った。

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 出来上がった作品を観るだけではわからないのだが、撮影現場では何か出てきそうな恐ろしさを出すために、ほとんどのシーンでスモークをもくもくとたいていたそうだ。また、クレーマーと格闘して後ろから引っ張られるシーンでは、「畳の上に毛布を敷き、その上にわたしが乗ってスタッフ数人が後ろからその毛布を引っ張っていたんですよ。そうするとずるずる後ろからひっぱられる感じが出ますから」と恐怖を演出するために現場ではスタッフ一丸となって必死に工夫を重ねていた舞台裏を教えてくれた。

 本作は、製菓会社のお客様相談室を舞台にした2部構成。柏原収史主演の『クレーマーcase1』と、小野真弓主演の『クレーマー case2』にはそれぞれタイプの異なるクレーマーが登場し、観客は2通りの恐怖体験ができる。特に注目してほしいのは小野が出演した『クレーマー case2』のラストシーン。ネタバレになるので詳しくは書けないのだが、本当は声を出さない設定だったところ、小野が自ら提案した声を出す演技が採用された。「自分でこうしたらいいのではないかと思ったことは監督に言うようにした」という小野の役への取り組みが反映された場面だ。「バツイチ、子持ちの女性を演じるわたしを見てほしいですね」と今までのかれんなイメージとは違う役に挑戦した小野の熱演にぜひ注目してほしい。

映画『クレーマー case1』『クレーマー case2』は4月12日よりキネカ大森にて公開
映画『ちいさな恋のものがたり』は4月19日よりシアターN渋谷にて公開
オフィシャルサイト chiikoi.net

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