前代未聞!島根県知事が東京国際アニメフェアにビデオ出演で棒読みメッセージ
27日、東京ビッグサイトで開催中の東京国際アニメフェア2008にて映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II~私を愛した黒烏龍茶~』の製作発表記者会見が行われ、意外な大物ゲスト(?)が会見を盛り上げた。この映画の作品情報はココ
ジャニーズの人気グループ嵐の櫻井翔や深田恭子など人気スターが登壇した映画『ヤッターマン』の会見が行なわれた直後に、同じ場所で行なわれた本作の会見。熱狂的なファンがいるとはいえ、低予算で大スターが出演するわけでもない会見を盛り上げたのは、意外にも映画の舞台となる島根県の現職知事・溝口善兵衛氏だった。ビデオレターで登場した溝口知事は、「今回、あの総統や吉田くんや博士がどんな風に島根で暴れてくれるのか興味津々です。島根も一生懸命映画を協力していきたいと思っています」と実直な人柄がうかがえるようなメッセージでFROGMAN監督にエールを送った。これには監督も「知事、何だか言わされてる感がありましたよね……」と苦笑。「ビデオで見る限りとっても素朴な雰囲気の方ですけど、元大蔵官僚で世界でも有名なすごい切れ者なんですよ」とフォローも忘れず、知事まで登場した島根県を上げてのバックアップにまんざらでもない様子だった。
最新作は映画のサブタイトルをネーミングライツ(※公共施設やキャラクターなどに対して企業名や商品名をつけることのできる権利)にするという斬新なアイデアを実現。サントリーが協賛として名乗りをあげ、人気商品「黒烏龍茶」の商品名を入れた『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~』にタイトルが正式決定した。そして主題歌はイギリスの人気グループthe HOOSiERS(ザ・フージアーズ)が担当するなど、前作よりさらにパワーアップした最新作。前作の映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~総統は二度死ぬ~』は、2008年2月に行なわれたニューヨーク国際インデペンデント映画祭に出品され、アニメーション部門の最優秀作品賞、同国際アニメーション最優秀監督賞の2部門を受賞するなど、シニカルな笑いと奇抜なアイデアを満載した新感覚のアニメーションで世界の人々を魅了するFROGMAN監督の快進撃は、今年もさらに続きそうだ。
映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~』は5月24日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開
オフィシャルサイト takamovie.jp
関連記事:帰ってきた蛙男、とうとう海外進出!FROGMANに直撃インタビュー
関連記事:日本のネットから誕生した、究極の手作りムービーが全米で放送!
関連記事:こんなんあり?個人製作のFlashアニメ「鷹の爪」が堂々と全国スクリーンに!