泉ピン子と天才アクション子役のチャン・チュワン、以心伝心で初日舞台あいさつ

　29日、新宿ガーデンシネマで映画『カンフーくん』の初日舞台あいさつが行われ、主演のチャン・チュワン、泉ピン子らが登壇した。（この映画のギャラリーはこちら）

　「寅さん以来、映画の舞台あいさつは数十年ぶり。うれしいね」というピン子は、 持ち前のマシンガントークで司会者をしのぐ勢い。“カンフーくん”こと天才アクション子役のチャン・チュワンが中国語でコメントすると、通訳の人の存在を無視して「日本の皆さんこんにちは。公開を待ち望んでいました……とか、どうせそんなこと言ったんだろ」とピン子は適当（？）に通訳すると、チャン・チュワンは日本語で「はい」。続けて「ジャッキー・チェンは僕の理想です。そうだろ」とピン子が先導すると、チャン・チュワンは日本語で元気に「うん！」とコメント。

　そんなチャン・チュワンのかわいらしさをほほ笑ましく見守っていた客席に、ピン子は「口コミってのをぜひ。皆さんの一言“面白かった”はタダなんだから」とおばさん根性ばりばりでお願い。最前列で取材するマスコミ勢には「チャンちゃんを有名にしてあげて」と親心全開で、「使って！　小さいスペースじゃダメ。記事は泉ピン子が全部チェックしますよ」とにらみを利かせた。

　『カンフーくん』は、中国の少林寺で修業に励む少年が、日本を揺るがす陰謀に立ち向かうカンフー・アクション。実際に中国の武術学校に通うチャン・チュワンは、約2,000人の中からオーディションで選ばれたという逸材だ。

映画『カンフーくん』は新宿ガーデンシネマほかにて全国公開中
オフィシャルサイト kung-fukun.jp

関連記事：8歳のカンフー少年がハッスルに参戦！でも泉ピン子のほうが強かった？