トム・ハンクス、「華氏451度」再映画化作品から離脱
レイ・ブラッドベリのSF小説「華氏451度」をフランク・ダラボン監督が再映画化する作品で、主演に予定されていたトム・ハンクスが離脱したことが明らかになった。「彼と再び一緒に仕事を出来ることを楽しみにしていたのだが、彼には他の仕事があって、本作を降りなければいけなくなったんだ」と監督のダラボンがMTVに語った。ダラボンとハンクスは1999年の映画『グリーンマイル』でコンビを組んでいる。
小説「華氏451度」は、本を禁止した近未来社会で、焚書隊の男が本を隠し持っていた女性と恋に落ち、彼女を通して本の魅力を知るようになるというストーリーだ。フランソワ・トリュフォー監督が1966年にジュリー・クリスティ主演で一度映画化している。ダラボン監督はハンクスに代わる俳優は少ないとしながらも、映画化に対する熱意は失っていないようだ。
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