ナタリー・ポートマン、「嵐が丘」再映画化作品へ出演
ウォン・カーウァイ監督映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』でも好演していたナタリー・ポートマンが、エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」の再映画化作品で主演を務めるとハリウッド・レポーター紙が伝えた。「嵐が丘」は、英語文学の三大悲劇と評されるブロンテ唯一の長編小説で、イギリスのヨークシャーの荒野に建つ屋敷「嵐が丘」を舞台に、孤児ヒースクリフの長年にわたる愛憎を描いた傑作だ。今回は『ジャケット』のジョン・メイバリー監督がメガホンを取り、古典的ラブストーリーを新鮮でエキサイティングな作品にする予定だ。脚本は『真珠の耳飾りの少女』のオリヴィア・ヘトリードが手掛け、ロバート・バーンスタインとダグラス・レイがプロデュースする。
「嵐が丘」はこれまでにも何度も映画化されていて、1939年のローレンス・オリヴィエ主演で製作されたウィリアム・ワイラー監督版が有名だ。また、キャサリン・ハードウィック監督によって映画化される人気のヤング・アダルト・ヴァンパイア小説「トワイライト」の第三期は「嵐が丘」をモチーフにしているのが知られている。