J・K・ローリング、非公式ハリポタ事典は作家の敵
「ハリー・ポッター」シリーズの原作者、J・K・ローリング氏が、非公式として発売されたハリー・ポッターの百科事典の問題で訴訟を起こし、ニューヨークの裁判所で3日間の公聴会が開かれた。J・K・ローリング氏は公聴会の最終日に、この本の存在はすべての作家にとって脅威である、と主張。この本がきっかけで、著作権を侵害するような同様の事件が多数起こる可能性があると示唆した。
J・K・ローリング氏は普段、自分の作品についてほかの作家が本を書くことには賛成しており、ハリポタ関連の「参考書」はほかにも出版されているが、問題となっている本はほかと少し違っているそう。このハリポタ事典は元教師の男性が長年公開していたウェブサイトを基に出版したもので、公聴会後にJ・K・ローリング氏が発表した声明では、「問題の本は、内容に立ち入りすぎているため、残念ながら法的手段に訴えるしかなかった。わたしたちは、自分の作品の所有者であるのか、そうでないのか? 危険にさらされているのは、わたしの作品だけではありません」と語っている。
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