ユマ・サーマンのストーカー男、裁判がまもなく始まる

　ユマ・サーマンにストーカー行為を働いたとして起訴された男の裁判が、間もなくニューヨークで始まることになった。この男はカリフォルニア州に住むジャック・ジョーダンで、2年以上にわたりユマを追いまわし、ユマの自宅や撮影のセットなどに現れたり、手紙を送りつけるなどのストーカー行為を働いた。ジャックが逮捕されたのは昨年10月だが、そのときジャックは警察に、ユマの映画を観て彼女と結ばれる運命にあるとわかった、などと供述。ジャックは過去に精神病の治療を受けていたこともあるが、ユマに送った手紙の一部には、自分が病院に監禁され、無理やり薬を飲まされたなどとつづっていた。これらの手紙は裁判で証拠品として使われるが、ジャックの弁護士は、手紙は警察が「渡せば家に帰す」と言って違法に手に入れたとして異議を唱えた。しかし判事は、この手紙が審理にとって妥当な証拠書類であるとし、申し立てを却下した。ユマは証人として裁判に出廷し、証言を行う予定。

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