スティーヴン・スピルバーグ監督、リンカーン映画に3度目の願いを託す?
アメリカの第16代大統領、エイブラハム・リンカーンの姿を描く映画に、スティーヴン・スピルバーグ監督がいよいよ着手する気のようだ。スピルバーグ監督が最初にリンカーン大統領の映画に興味を持ったのは7年前のこと。当時、『マイノリティ・リポート』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』などの作品を抱えていたスピルバーグ監督は、スケジュールの都合で製作を断念した。さらに3年前の2005年には、リーアム・ニーソン主演でいよいよ製作に着手、という話が出たが、これもまた『宇宙戦争』や、まもなく公開となる『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のスケジュールの都合で叶わなかった。スピルバーグ監督はドイツの雑誌「フォーカス」の中で、「(リンカーンの映画を)2009年の初頭には始めたい。来年はリンカーン大統領の生誕200年記念だからね」とコメント。実現すれば、当初の予定通りニーソンが主演を務めることになりそうだが、スケジュール調整の問題はまだ完全には解決しておらず、実際にスピルバーグ監督が製作に着手できるのは、今年9月に始まる映画版「タンタンの冒険旅行」の製作を終えてからになるよう。3度目の正直となるかどうか、来年に期待したい。
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