木村佳乃をエスコートしたのは伊勢谷でなく…あの男性!
第61回カンヌ国際映画祭
現地時間14日夜、第61回カンヌ国際映画祭のオープニング映画『ブラインドネス』の公式上映がメーン会場で行われ、 日本人キャストの木村佳乃と伊勢谷友介らがレッドカーペットを上がった。 【関連作品の写真はこちら】
オーソドックスな黒のタキシードで渋くキメた伊勢谷に対し、木村は黒字に金の帯というあでやかな振り袖姿。記者会見では桜模様の着物を着用したが、夜も同様に日本人の心を意識し、柄はお祝いごとのときに着る“宝尽くし”をチョイスしたという。しかしレッドカーペットでは、日本のマスコミの目を意識してか、木村と伊勢谷のツーショットは残念ながら見られず。代わりに木村をエスコートしたのは、メキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナルだった。
実はガエルは、日本人女優にとってラッキーボーイ。2006年のカンヌ国際映画祭で、映画『バベル』のレッドカーペットにて菊地凛子をエスコートした。その当時海外メディアからは「ガエルの隣にいる東洋人はダレ?」という扱いだった菊地だが、その後アカデミー賞助演女優賞にノミネートされるまで駆け上がっていったのは、周知の事実だ。
レッドカーペットを歩いた感想について、木村は「すごく緊張して何も覚えてないです。完全に固まってました。でもガエルが気遣いながらエスコートしてくれて、安心して楽しむことができました」と早速ラッキーボーイ効果を体感した様子だ。もっとも「(観客や上映アナウンスの人に)ずっと『ヨシモ、ヨシモ』とか、『ルーシー』って呼ばれていたんですよ(笑)。多分ルーシー・リューと間違えているのでしょうね。似ているのかな(笑)」というオチを付けてくれた。
一方映画『DISTANCE/ディスタンス』に続いて、レッドカーペットを歩くのは2度目となる伊勢谷は、上映後のスタンディングオベーションに興奮したようで「皆で抱き合って喜びました。フェルナンド(・メイレレス)は本当に素晴らしい監督で、僕もあんな風になりたい。次は僕も監督をやりたいですね」と大興奮していた。(取材・文:中山治美)
映画『ブラインドネス』は11月、全国公開
オフィシャルサイト blindness.gyao.jp
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