『バタフライ・エフェクト3』製作決定
カオス理論の「バタフライ効果」を題材にしたヒット映画『バタフライ・エフェクト』のシリーズ三作目が製作されるとハリウッド・レポーター紙が伝えた。シリーズ三作目は、ホリー・ブリックスが脚本を手掛け、これまでのシリーズと同じタイムトラベルの力を持った主人公が、恋人の死の真相を追及しようとするストーリーだ。撮影は9月からバンクーバーで行われ、映画はアメリカでアフター・ダーク・ホラーフェストでの「死ぬほどみたい8本の映画」の1本として劇場公開される予定だ。
映画『バタフライ・エフェクト』は、シリーズ1作目はアシュトン・カッチャーが主演し、愛する女性を救うためにタイムトラベルで運命を変えようとする主人公の衝撃の結末を描いた異色サスペンスだ。シリーズ2作目は、カッチャーは出演しなかったが、事故で亡くなってしまった恋人と友人を救うために主人公が過去へ戻るストーリーだ。ちなみに、映画の題材となった「バタフライ効果」とは、カオス理論の「初期値のわずかな差が結果に大きな違いをもたらす」ということを例えたもので、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」という表現が有名だ。
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