過激すぎる!『セックス・アンド・ザ・シティ』の広告がイスラエル2都市で見送り
イスラエルで『セックス・アンド・ザ・シティ』を配給する会社が、特に宗教的な人口の多いエルサレムとペタ・ティクバの2都市では宣伝用の看板を掲げないことを明らかにした。これは、住民が“セックス”の文字が公共の場に貼られることを好ましく思わないためだそうだ。アクセス・ハリウッドによると、最初は、看板やポスターから“セックス”の部分だけを取り除きたいと申し出があったらしいが、そうするとタイトルは『アンド・ザ・シティ』になってしまう。「コカ・コーラの宣伝をする時に“コカ”の文字なしで宣伝をしないのと同じように、この映画のタイトルもそんなことはできない」と配給会社のスポークスマンはコメントしている。
イスラエルでは2004年に、サラ・ジェシカ・パーカーが出演する石鹸の広告が、露出度が高すぎると問題に。正統派ユダヤ教徒は、スパゲッティストラップのドレスで横たわるサラの広告の撤去を求め、応じなかった場合は不買運動を起こすと宣言。結局、長袖で、太ももと背中も隠れるドレス姿のサラの看板に差し替えられた。
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