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ケヴィン・コスナーに独占インタビュー!「ゾクゾクするほど連続殺人鬼が好き!?」

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悪役願望あり?ケヴィン・コスナー
悪役願望あり?ケヴィン・コスナー - (C) 2007 ELEMENT FUNDING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

 24日に公開される映画『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』で、殺人衝動を抑えられない連続殺人鬼を怪演しているケヴィン・コスナーに話を聞くことができた。本作は映画『スタンド・バイ・ミー』の脚本家であるブルース・A・エヴァンスの久々の監督作品でもある。

 善良な面を持つ成功したビジネスマンと、冷酷な殺人鬼という2つの顔を持つ“ミスター・ブルックス”ことアールを演じたコスナーは自分のキャラクターをこう分析する。「他人を殺す動機なんて理解しようがないが、彼は弁解の余地なく卑劣な人間だ! しかも自分の人生を完全に2つに分けることができていた。ニュースでよく『あの人がそんなことをするなんて……』というセリフを聞くだろう? 彼がまさにそれなんだ」。

 アメリカン・ヒーロー的な役柄を好んで演じてきたコスナーだが、サイコ男を描いた本作の脚本を読んだ際には、体中がゾクゾクするうずきに襲われたという。さらに脚本を読み進めるうちにコスナーの悪人願望が開花され、「ストーリーのあまりの非道さに10回以上声を出して笑ってしまった」というちょっと笑えないエピソードを聞かせてくれた。しかも、弁解の余地なく卑劣な人間と分析したアールを、人間的に好きになってしまったというのだ。

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 本作を「非常に難しいテーマから作りだされた説得力のある作品だ」と語るコスナーだが、彼の憑依(ひょうい)ぶりやミスター・ブルックスに対する傾倒ぶりを目の当たりにすると、ケヴィン本人はいったいどういう人なの? とわからなくなってしまうインタビューだった。

映画『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』は5月24日より渋谷Q‐AXシネマほかにて全国公開
オフィシャルサイト mrbrooks.jp

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