リチャード・ドレイファス、オリヴァー・ストーンの新作でチェイニー副大統領を演じる
リチャード・ドレイファスが、リチャード・ブルース・“ディック”・チェイニー副大統領を演じるかもしれない。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、リチャードがオリヴァー・ストーン監督の新作映画『W』(原題)のチェイニー副大統領役で出演交渉の最終段階にあるそうだ。同作には、すでに映画『グラインドハウス』のジョシュ・ブローリンがブッシュ大統領を演じることが決まっていて、大統領の妻のローラをエリザベス・バンクス、大統領の父親であるジョージ・H・W・ブッシュ元大統領をジェームズ・クロムウェル、その妻であるバーバラをエレン・バースティン、コンドリーザ・ライス国務長官をタンディ・ニュートン、コリン・パウエル元国務長官をジェフリー・ライト、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官をスコット・グレン、トニー・ブレア英国前首相をヨアン・グリフィズが演じる。物語は、ジョージ・W・ブッシュ現大統領がいかにして権力を手に入れたか大統領の半生を描いていく内容で、撮影はルイジアナ州シュリーブポートで行われ、今年の10月17日の全米公開を予定している。
映画『グッバイガール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞しながらも、1970年代から1980年代初めまでドラッグの問題で低迷期に入り、近年は右肺の手術を受けたり、オックスフォード大学で生徒を教えるために映画界から遠ざかっていたリチャード。アメリカ史上最も力のある副大統領といわれているチェイニー副大統領役を、リチャードの円熟味あふれる演技で魅せてほしいものだ。
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