北野武、女性とのツーショットは初めて?夫婦愛の原点に帰る!
“世界の北野”こと北野武監督による第14作品目の映画『アキレスと亀』が間もなく完成する。
本作は夢を追い続ける画家と、そんな男を愛し続ける女のストーリーで、『TAKESHIS’』や『監督・ばんざい!』と違い、北野監督いわく、「当たる映画にする」そうだ。監督、脚本、編集、主演は北野武。純粋に画家になることを夢見る画家志望の男を自身のキャラクターの持ち味を生かして熱演する。
そんな男の純粋さに惹(ひ)かれて夫婦になる女を樋口可南子が演じ、しっかりとした夫婦愛を描いていく。このたび初めて公開された本作のポスターは、それらをしっかと描ききっている証しのように、北野武演じる画家・真知寿とその妻になった女・幸子のツーショットで描かれている。
北野監督作品で自身が主演になった映画のポスターはこれまで、たいていは一人か、男性衆やそのほか大勢と一緒の硬派なイメージのものばかりだった。しかし、本作のポスターは、もともと照れ屋でも有名な北野が初めて女優とツーショットで構成した記念すべき1枚となり、これはいままでの作品とは一線を画すという北野監督の意思の表れなのだろうか?……映画の完成が待たれる。
映画『アキレスと亀』は9月20日より全国にて公開