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衝撃の赤裸々半生!「ヒデとロザンナ」のロザンナ、亡くなった夫の愛人が病室に…

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「泣かない!」-ロザンナ
「泣かない!」-ロザンナ

 3日、講談社にて、ロザンナが自らの半生を赤裸々につづった著書「泣かない 40年目の履歴書 non piango」の発売記念記者会見が行われた。

 会場に集まったマスコミ陣の前に、にこやかに現れたロザンナ。この日は本人の誕生日ということでまず花束が手渡され、会見がスタートした。着席をうながされても「皆さんの顔がよく見えるから、立って話したいわ。座ると胴が短いから小さくなっちゃうし……」などとジョーク混じりに話し、いかにも陽気なイタリア女性といった様子で笑顔を振りまいた。

 しかしそんな明るい印象とは裏腹に、本の中身はかなり衝撃的。両親の借金返済のため、イタリアの小さな田舎町から、17歳で歌手として日本にやってきたロザンナの、苦労の連続だったこれまでの人生が詳細に描かれている。中でも驚きなのは、ガンで亡くなった最愛の夫・ヒデの納骨の日に、愛人が病室にこっそり来ていたことを知り、さらに打ちのめされるエピソード。ほかにも結婚前から浮気に悩まされ、振り回された様子もつづられている。1960年から1970年代にヒット曲を連発した夫婦デュオの、知られざる側面が満載だ。

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 しかし、夫のことでさんざん苦しんだ経験を書いたのは、恨みからではない、と強調するロザンナ。18歳で出会ってからずっと、今でも一番愛しているのはヒデだという。著書で伝えているのは「せっかく夫婦になったら、いろいろ間違いは起こるけど、ずっと一緒に歩んでいくべき」というメッセージだそうだ。何度裏切られても、生涯をかけて、1人の日本人男性を愛し抜いたイタリア女性の情の深さ。これこそ本物の純愛かもしれない。

「泣かない 40年目の履歴書 non piango」(講談社)1429円(税抜)は現在発売中。

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