ヴァル・キルマー、ニコラス・ケイジ主演の『バッド・ルーテナント』リメイクへ出演
ヴァル・キルマーが、ニコラス・ケイジの主演が決まっている映画『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のリメイク作品へ出演するとハリウッド・レポーター紙が伝えた。映画は、セックスと酒とドラッグにおぼれる悪徳警官を主人公にしたショッキングな問題作で、オリジナル版は鬼才アベル・フェラーラ監督がメガホンを取り、ハーヴェイ・カイテルが主演を務めた。リメイク版ではケイジが主人公の悪徳警官を演じ、キルマーはケイジのパートナーを演じる。エヴァ・メンデス、歌手のイグジビット、シア・ウィグハム、ケイト・コナカス、ブラッド・ドゥーリフ、ジェニファー・クーリッジ、フェアルーザ・バーク、ヴォンディ・カーティス=ホール、ショーン・ハトシー、デンゼル・ウィテカーも出演し、監督は映画『アギーレ/神の怒り』のドイツの映画監督ヴェルナー・ヘルツォークがあたる。
2006年のトニー・スコット監督映画『デジャヴ』以降、メジャー作品への出演がなくファンをやきもきさせていたヴァル。シャロン・ストーンと共演する映画『ストリーツ・オブ・ブラッド』(原題)や臨死体験をした兄弟について描く映画『シルバー・コード』(原題)への出演も決まったばかりで、今後の活躍が期待される。