デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ共演映画『アメリカン・ギャングスター』の続編製作?
2大オスカー俳優デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが共演したリドリー・スコット監督映画『アメリカン・ギャングスター』。ユニバーサル・ピクチャーズが同作の続編を企画しているとインターネットサイトCHUDが伝えた。ファンはデンゼルとラッセルの再共演を望んでしまうが、続編にはデンゼルとラッセル、そしてスコット監督はかかわらず、サルサ歌手のドミンゴ・キニョネスが主演する予定だそうだ。ドミンゴはおとり捜査をするメキシコの刑事にふんし、撮影はプエルトリコで行われる予定だ。
『アメリカン・ギャングスター』は、1970年代のニューヨークを舞台に、暗黒街に台頭して行く男と正義を貫く刑事の容赦ない戦いを描くスリリングなクライム・アクション映画で、アカデミー賞助演女優賞と美術賞にノミネートされた。デンゼルが麻薬王となるフランク・ルーカスを演じ、ラッセルが彼を執拗(しつよう)に追い詰める刑事リッチー・ロバーツにふんした。続編のドミンゴの役柄は前作とは関連ないものになり、作品も劇場公開されずDVDリリースだけになると予想される。アカデミー賞ノミネートまでされたオスカー俳優共演映画の続編がビデオスルー(劇場未公開)とは、何とも寂しい限りだ。