デヴィッド・リンチの娘、インドで新作映画を製作
デヴィッド・リンチの娘で映画監督のジェニファー・チェンバース・リンチが、ボリウッドで新作映画を製作することが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ジェニファー監督は映画『ネーギン ザ・スネーク・ウーマン』というホラー・スリラーを監督し、映画は英語とインドの公用語であるヒンディー語の2か国語で同時に撮影されるそうだ。映画『THE MYTH/神話』のインド人女優のマリカ・シェラワトが主演を務め、古代東洋の神話を基にしたというさまざまな姿に変身できる蛇女の物語を描いていく。撮影は8月からインドで開始される予定だ。
第1回目監督作品であった1993年の映画『ボクシング・ヘレナ』で批評家のみならず観客からも酷評されてしまったジェニファー監督だが、15年ぶりの新作となったスーパーナチュラル・スリラー映画『サベイランス』(原題)は今年のカンヌ国際映画祭で上映され、残酷な暴力シーンがあるにもかかわらず批評家からも好意的な評価を受けた。同作には、ビル・プルマンとジュリア・オーモンドが主演し、父デヴィッドがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加した。