新妻・小池栄子ひときわ輝く!早くも母親の表情で子役を見つめる
29日、東京国際フォーラムホールAで映画『パコと魔法の絵本』の完成披露会見が行われ、主演の役所広司、アヤカ・ウィルソン(子役)、妻夫木聡、土屋アンナ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、山内圭哉、國村隼、上川隆也、中島哲也監督、そして原作者の後藤ひろひとが登壇した。
役所、妻夫木ら豪華なキャスト陣が一堂に会した会見で、ひときわ輝いていたのが先週、結婚披露宴を行ったばかりの小池だった。ホワイトを基調にした清潔感あふれるドレス姿は、まさに美人妻といった雰囲気で幸せオーラが全開。前列に座る子役のアヤカを見つめる表情は、早くも母親のようにも見えた。
しかし今回『パコと魔法の絵本』で小池が演じるのは、お金にがめついセクシー看護師という役どころ。さらにクライマックスでは特殊メークで“沼エビの魔女”という童話のキャラクターに大変身し「ブゲゲゲ」と恐ろしい絶叫も披露している。映画『下妻物語』以来、2度目の中島作品出演を果たした小池は「監督からブゲゲゲ(という叫び)で感情表現してくれと言われて、正直どうすればいいのかと(笑)」とコメントし、不思議な中島ワールドの住人になった苦労を語っていた。
『パコと魔法の絵本』は1日しか記憶が保てない少女パコ(アヤカ)のために、周りの大人たちが忘れられない思い出を作ってあげようと奮闘する姿を描いたファンタジックな感動ストーリー。日本の劇場長編映画としては初めて3DのフルCGと実写の合成を行うなど、中島監督ならではの映像マジックを堪能できる。
『パコと魔法の絵本』は9月13日より有楽座ほかにて全国公開