美少年俳優の斎藤嘉樹&中村蒼が横浜対阪神戦に登場!
3日、横浜スタジアムで行われた、横浜ベイスターズ対阪神タイガース戦で映画『ひゃくはち』主演の斎藤嘉樹と中村蒼が始球式を行った。
本作で野球に打ち込む高校生をさわやかに演じた斎藤と中村。この日は始球式直前にも練習を行っていたが、本番ではスタジアムを埋め尽くした観衆を前にちょっと緊張気味の様子だった。しかし名前がアナウンスされてマウンドに上がると、それぞれ見事なフォームを披露。二人の少年の奮闘に、観客席からは温かい声援が送られた。
その後の囲み取材での二人は汗だくになりながら、大役を務め終えた安堵(あんど)感でホッとした表情。2005年JUNONスーパーボーイコンテストで、史上初の中学生でグランプリを獲得した経歴を持つ中村は「すごく緊張したけど、小さなころから始球式に出るのが夢だったのでうれしかった!」とニッコリ。子役としてデビュー以来、幅広く活躍している斎藤は「練習ではうまくいっていたけど、本番になると方向が全然違っちゃって」と苦笑いしていた。
当初は二人とも、野球はほとんど未経験だったが、本作の役作りのために数か月猛特訓したという。斎藤はその過酷な練習で、体重が6キロも減ったことを明かした。しかし大変だったとしながらも中村は「この映画で本格的に野球をやってみて、すごく面白かったです。より野球が好きになりました」とコメント。陽に焼けた顔でにこにこと語る彼らを見て、この経験が若い二人をよりたくましく成長させたように感じられた。
『ひゃくはち』は、甲子園常連校で補欠部員を務める二人の少年を中心に、十代の挫折や葛藤(かっとう)、友情をリアルに描く青春ドラマ。
映画『ひゃくはち』は8月9日よりテアトル新宿ほかにて全国公開