ウェス・クレイヴン監督、自らの監督作『壁の中に誰かがいる』のリメイクを企画
ウェス・クレイヴン監督が、自らの監督作品である1991年の映画『壁の中に誰かがいる』のリメイクを企画していることを明らかにした。インターネットサイトShock Till You Dropにクレイヴン監督が語ったところによると、彼はリメイク版のメガホンを取らないが、自ら主宰する制作会社ミッドナイト・エンターテイメントがリメイク版を製作し、オリジナル版にかかわったマリアンヌ・マダレーナがプロデューサーとして参加するそうだ。
『壁の中に誰かがいる』は、悪徳家主の家に忍び込んだ少年が体験する恐怖を描くホラー・サスペンスで、オリジナル版では「ツイン・ピークス」のエヴェレット・マッギルとウェンディ・ロビーが狂った家主夫婦を演じ、アボリアッツ・ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞している。
先日、『スクリーム』シリーズ4作目の製作が決定したことが明らかになったばかりだが、クレイヴン監督は『ウェス・クレイヴン's カースド』でのトラブルがかなり堪えたようで、「ザ・ワインスタイン・カンパニーとの最後の仕事(『ウェス・クレイヴン's カースド』)は過酷なものだった」といいながらも、シリーズ4作目にかかわることを示唆している。