森三中・大島と鈴木おさむ、うっとりと見つめ合いアツアツ夫婦ぶり披露
6日、一ツ橋ホールにて、映画『ハンサム★スーツ』の完成披露試写会が行われ、主演の谷原章介、塚地武雅、北川景子、大島美幸、英勉監督、そして脚本の鈴木おさむが舞台あいさつに登壇した。この日、何度となく「ブサイク」と連呼され、ちょっと傷心気味の塚地と、対照的に嫌みのないところがかえって嫌みに受け取られかねないほどにハンサムぶりをアピールした谷原に、会場は大爆笑。しかし別の意味で目立っていたのは、久々に夫婦そろって登場した森三中の大島と、売れっ子放送作家の鈴木だった。
結婚して6年になるという二人だが、あいさつの順番が来ると互いにうっとりとした目で相手をみつめるなど、新婚さんさながらのアツアツぶり。「うちのだんなが書いてますので」と面白くないわけがないといわんばかりの大島に対し、鈴木も「これで一人の名女優が誕生したかと。ぜひ日本アカデミー賞では、助演女優賞を獲っていただきたいですね。もう素晴らしいというより、かわいいんですよ」と互いにベタぼれ。
しかし大島は、ブサイクゆえに「谷原さんの遺伝子を欲してます。においをかぎたくなるんです。本能的に」とハンサム谷原への思いも捨てがたいようで、これに鈴木は「まぁ、それは仕方ないですね」との余裕を見せていたが、劇中にはなんと、塚地と大島の“笑”撃的なデートシーンが登場するそうで、それに対しては「（普段、僕には）見せない笑顔を見せてたんで、ちょっと嫉妬（しっと）しました」とまさかのジェラシー。大島は「その昔、バイト先の56歳のおっちゃんと駅まで一緒に帰ったのを入れて、人生3人目のデートでしたね。塚地さんにちょっとドキドキしちゃいました」とうれしそうに告白したが、「元々うちのだんなはハンサム。勝野洋さんとか、勝新太郎さんに似てますから！」と最後にはまただんなを持ち上げて、夫婦仲を丸く収めていた。その様子に、塚地は「『新婚さん（いらっしゃい！）』みたいになってるよ！」と爆笑。谷原と一緒に、夫婦漫談を温かく見守っていた。
映画『ハンサム★スーツ』は、心優しいブサイク男（塚地）が、美人アルバイト（北川）に恋し、着るだけでハンサムになれるスーツで人気モデルの杏仁（谷原）に変身して告白しようと奮闘する、笑って泣けるラブコメディー。
映画『ハンサム★スーツ』は11月1日より渋谷シネクイントほかにて全国公開