エリック・バナ、自伝的映画で監督デビュー
『ミュンヘン』『トロイ』のエリック・バナが、監督デビューを果たすことが明らかになった。インターネットサイトMovieholeが伝えたところによると、バナが新作映画『ラブ・ザ・ビースト』(原題)で初メガホンを取るそうだ。本作はバナの自伝的物語を基にした映画で、彼の趣味であるカーレースを題材にしている。映画では、バナの母国オーストラリアのタスマニアの荒野やニューヨークとロンドンの通りを背景に、華やかなカーレースの世界が描かれていく。
バナは、1996年のタルガ・タスマニア・ラリーのレースでモータースポーツデビューを果たしていて、昨年のラリーにも出場したがクラッシュを起こしリタイアしている。事故の際に乗っていた車は、バナが15歳の時に購入した愛車1974年式フォードXBクーペで、本作の「ビースト」とは彼と25年来の付き合いとなるこの愛車のことを意味している。