24歳で乳がんで亡くなった花嫁『余命1ヶ月の花嫁』を榮倉奈々と瑛太がW主演
乳がんに侵され24歳という若さでこの世を去った長島千恵さんの実話を基にした映画『余命1ヶ月の花嫁』で榮倉奈々と瑛太が初共演することがわかった。
余命1か月という宣告を受けながらも、家族や親友、そして恋人の愛と協力を得て結婚式を挙げるという感動のストーリー。2007年の5月に報道番組「イブニング5」内で特集され反響を呼び、ノンフィクションの書籍は約42万部を売り上げるベストセラーとなった。「乳がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」という長島さんの思いは、テレビ、書籍、そしてついには映画化という形となって実現されることとなった。
長島さんを演じる大役を得たのは映画『檸檬のころ』やNHK朝ドラ「瞳」に主演中の榮倉。「千恵さんからのメッセージを、自分の体を通してたくさんの方にお伝えするという重大な役柄をいただいて、とてもありがたく思っています。これから一瞬一瞬を大切にしていきたい」と10月から始まる撮影への意気込みを語った。一方、恋人である赤須さんを「彼女が番組を通して伝えたかったことを映画で体現したい」と語る人気俳優の瑛太が務める。
本作は10月に撮影が始まり、長島さんの三回忌にあたる2009年の5月に全国公開される予定だ。本作に関して赤須さんは「千恵が伝えたかった大切なことが、多くの人に伝わることを願っています」とコメントしている。
映画『余命1ヶ月の花嫁』は2009年5月より全国公開