アメコミ好きのニコラス・ケイジ、話題のコミックの映画化作品で父親役に
自分の息子に、スーパーマンの本名であるカルエルという名前をつけるほどアメコミ好きのニコラス・ケイジ。そのニコラスが、アンジェリーナ・ジョリー主演映画『ウォンテッド』の原作者として知られるマーク・ミラーのコミック「キック・アス」(原題)の映画化作品へ出演するとハリウッド・レポーター紙が伝えた。同コミックは現在連載中のバイオレント・アクション・コミックで、特殊能力など持たない平凡な高校生デイヴがスーパーヒーローになろうと勝手にヒーローを名乗り悪と戦うストーリーで、デイヴの連絡先がMySpaceだったり、YouTubeに人助けをした動画をアップロードしたりと現代の若者をそのまま描いた設定となっている。
映画版で主人公を演じるのは『シャンハイ・ナイト』や11月に日本公開予定の映画『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』のアーロン・ジョンソンで、「デスパレートな妻たち」のリンジー・フォンセカ、『悪魔の棲む家』のクロエ・モレッツも出演する。ケイジが演じるのは、悪魔のような麻薬王を倒すために自分の娘を人間兵器に育てあげた元警官の父親だ。『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のクリストファー・ミンツ=プラッセも悪役で共演する。監督は『スターダスト』のマシュー・ヴォーンがあたり、撮影は今秋からロンドンとトロントで行われる予定だ。
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