『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr、15年ぶりの来日もサービス精神旺盛!
3日、品川プリンスホテルにて映画『アイアンマン』の来日記者会見が行われ、アメコミヒーロー初挑戦となったロバート・ダウニー・Jrが15年ぶりの来日を果たした。
今回、ダウニーが演じたトニー・スタークはビジネスマンであり発明家、そして自らアイアンマンとなったスーパーヒーロー。しかし会見でのダウニーは登場した瞬間からユーモアとちゃめっ気ぶりを発揮し、ステージ上に用意された等身大のアイアンマンのスタチュー(フィギュア)がいたく気に入ったようで「ホテルの部屋に持って帰っていいかな? 彼と一晩過ごしたいから」と上機嫌。本作のヒットの要因については「あらゆる部門の人間がいい仕事をして、すべてがうまくいくこと。野球と同じさ」と語るダウニー。最大の要因を女性の観客に受け入れられたことだと分析するも「男性にとっては、クモにかまれなくても、技術力でスーパーヒーローになれるというところが魅力なんじゃないかな?」とスパイダーマンにかけつつ、映画の魅力を語った。
1992年に映画『チャーリー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたダウニーはすでにベテランの演技派俳優として高い評価を得ているのだが、その長いキャリアの中で今が最高の時期らしく「ここ5 年は仕事に集中できているんだ。頭の中がクリアですごくスマートなんだよ! まあ、25年に一度だけど(笑)」と絶好調の今の自分についてジョークを交えながら語るも、すでに製作が決定している第2弾に話が及ぶと「スーツの下の人間の部分をより深く掘り下げた内容になるだろう」とまじめにコメント。しかし「第2弾を楽しむためには第1弾である今回の『アイアンマン』を観ることが必須条件だよ!」と本作のPRも忘れてはいなかった。
映画『アイアンマン』は9月27日より日劇3ほかにて全国公開