奥菜恵「いろんなことがありました…」と吹っ切れスマイル!
6日、お台場シネマメディアージュで映画『シャッター』の初日舞台あいさつが行われ、主演の奥菜恵、落合正幸監督、そして一瀬隆重プロデューサーが登壇した。
しばらくの休業を経て、今回の映画主演で久しぶりにファンの前に姿を現した奥菜は「本当にありがたい。胸がいっぱいです」とうれしそうに感謝のコメント。奥菜といえば、この作品の撮影直後に所属事務所から独立し、一時期は引退説もささやかれていた。「この間はいろんなことがありました……(笑)」と決して平坦ではなかったこの1年間を振り返る奥菜だが、その表情は吹っ切れた印象で、今は新たなスタートラインに立っていることがファンやマスコミ陣にも伝わってきた。
一方、一瀬プロデューサーは「これまで自分の映画に抜てきしてきたスタッフやキャストの中には、売れてそのことを忘れてしまう人もいる」と映画のキャッチコピーにちなんで、忘れたとは言わせないエピソードを披露。これには今回、オーディションで主演をつかんだ奥菜も若干ヒヤっとした表情で「(わたしは)よく覚えておきます!!」と語り、落合監督も「一瀬さんには一生ついていきます」とゴマをすって(?)いた。
『シャッター』は日本にやって来たアメリカ人夫婦が、謎めいた女性メグミ(奥菜)によって恐怖のどん底に突き落とされるというスピリチュアルスリラー。すでにアメリカでは今年3月に公開されており、興行収入ランキング初登場3位を記録するヒットを飛ばしている。
映画『シャッター』はお台場シネマメディアージュほかにて全国公開中