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注目の俳優・田中圭役者魂と今後の野望を語る!

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サービス精神あふれるナイスガイ!
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  映画『しあわせのかおり』で物語のスパイス的な役柄を務めた田中圭が、同作の撮影エピソードや小説執筆への意欲など将来について語ってくれた。若手俳優の中でも特に手堅い演技をみせる田中圭は、演じる際「自分の中で役の軸をつくり、それがブレないように気をつけている」という。明役の軸は「王さんと貴子さんが大好きだということ」と意外とシンプル。さらに、「どの役でも余裕を持たせておきたいんです。たとえば監督からどのような指示が与えられても応えられるように」と役者魂を明かす。だからこそ、本作におけるベテランとの共演では、撮影を1時間近く中断して方向性を話し合う姿勢など「貴重な経験」だったという。

映画『しあわせのかおり』

 映画、ドラマ、舞台と幅広い活躍をする田中。“貴重な経験”をしたことで、今後の自身のキャリアについてどのように考えているのだろう。すると「機会があれば」と前置きし「小説や脚本書きに挑戦したい。ハッピーエンドの恋愛小説とか」と構想を語ってくれた。また「これまで恋愛が成就する役を演じたことがない」と残念そうに話していたので、その恋愛小説を自信で映画化すれば、恋愛成就する役を演じられるのではと勧めてみると、照れた表情を見せつつ、「ぜひ!」と屈託のない笑顔でニッコリ。ちなみに田中個人の恋愛観は、年齢は関係なく意外性に惹(ひ)かれる傾向があるそうだ。

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 タイトルにかけて「しあわせとは?」と問えば「笑っていること」と答え、「お酒にあまり強くないので、おいしいものを食べるのが大好きなんです。劇中の王さんの中国料理もそうですけど、おいしい食事は人々を自然と笑顔にしますよね」と補足した。確かに劇中の料理には主役級の存在感がある。「ぼくは最年少の立場に甘えて、みなさんの料理をちょっとずつつまみ食いしました(笑)。どれも本当においしかったです。特に“地鶏の塩釜焼き”は忘れられない味のひとつでした」と愛きょうたっぷりに答えてくれた。そんな田中に周りは魅了されるのだろう。

 『しあわせのかおり』は金沢の港町にある名物中国料理店を舞台に、中国出身の年老いた名料理人の店主・王(藤竜也)と、ひょんなことから店の常連となり果ては店の後継者修行に臨む一児の母・貴子(中谷美紀)とのきずなが描かれる珠玉のドラマ。田中が演じたのは、王さんの店に食材を納めている農家の三代目・明。年上の貴子にほのかな思いを寄せつつ、彼女を支える様を自然体で好演している。

映画『しあわせのかおり』は10月11日より全国公開

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