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山田孝之がマイペース全開120%!イキガミを食べるって!

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意外にユニークな山田孝之、正統派の松田翔太、ピチピチ16才成海璃子
意外にユニークな山田孝之、正統派の松田翔太、ピチピチ16才成海璃子

 8日、六本木ヒルズで映画『イキガミ』の完成披露試写会が行なわれ、主演の松田翔太成海璃子山田孝之金井勇太佐野和真、監督の瀧本智行、主題歌を歌うPhilHarmoUniQueの五郎川陸快、音楽プロデューサーの小林武史が登壇した。

映画『イキガミ』写真ギャラリー

 国の生産性をあげるという名目で、千人に一人の国民を抹殺する法律、国家繁栄維持法。その法律に基づき、犠牲者に選ばれた若者のもとには、24時間後の死を意味する死亡予告証、通称イキガミが届けられる。そんな映画のストーリーから、「24時間後に死を迎えることになったら、最後の1日をどんな風に過ごしたいか?」と聞かれたキャスト陣。

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 松田は、「キツイですね。24時間じゃ夢や目標をかなえることもできないでしょうし……。とりあえずは、愛がある場所にいれたらと思います。家族や友だち、恋人がいる場所にいたいですね。具体的な場所? それは秘密です(笑)」とストレートに答えた。16歳の成海は、「心配はかけたくないから、一人で潔く過ごしたい」と意外に男っぽい返答。当日は、そのマイペースな語り口から、あいさつでも笑いを取っていた山田は、「まずイキガミが来たら、イキガミを食べます。それで、酔いつぶれて一人で死ねたらいいですね。もし、イキガミが残ってたら、『あいつ、イキガミで……』と思われてしまいますけど、食べてしまえば『あぁ、あいつ酒飲んで死んだんだ。バカだなぁ』とみんなが思ってくれて、自分も楽だし、周りも重くないかと思います」とマイウェイ全開の答えで、観客や共演者の笑いを誘っていた。

 当日は、9月10日に23歳の誕生日を迎える松田へ、成海から「生きる」という花言葉を持つマリーゴールドの花束プレゼント、というサプライズも……。はにかみつつも花を受け取った松田は、映画の内容と絡めて「自分の持っているモラルや価値観が、世間一般と折り合わないこともあると思うんです。でも、皆さんもそこであきらめず、自分らしさをうまく主張していってもらいたい。僕は映画を作るということで主張し続けたいと思います」とりりしく最後を締めくくった。

 同名の人気コミックが原作となる映画『イキガミ』で、松田は死亡予告証「イキガミ」の配達人である国家公務員を演じている。

映画『イキガミ』は9月27日より全国東宝系にて全国公開

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