ティルダ・スウィントンがトロント映画祭で明かした “ハビエル・バルデム賞”って?
トロント映画祭で上映されたジョエル、イーサン・コーエン兄弟監督の映画『バーン・アフター・リーディング』(原題)に出演しているティルダ・スウィントンが、誰が一番変な髪型かを撮影中に競っていたことを会見で明らかにした。「みんな“ハビエル・バルデム賞”を狙っていたけど、ブラッド(・ピット)の勝ちだと思うわ」と語るティルダの髪型も渦巻き状で変わっていたらしい。この賞は、映画『ノーカントリー』のハビエルの髪型がひどかったことからキャストたちが名付けた実在しない賞。ちなみにブラッドの髪型は真ん中だけ明るい金髪のフワっとしたリーゼント。
コーエン兄弟がAP通信に語ったところによると、当初はあんな髪型にする予定ではなかったらしい。「フィットネス・インストラクターだからスポーツ刈りかと考えていた。そしたらブラッドが偶然にもコマーシャルか写真撮影かでリーゼントにしたまま衣装の試着にやってきたんだ。それを見て、これいいんじゃないか? って決まったんだよ」とワースト・ヘアスタイルは偶然の産物だったことを明らかにした。