パリスの赤裸々ドキュメンタリーがトロント映画祭で上映!「彼女は人間扱されてない」と監督
パリス・ヒルトンを追ったドキュメンタリー映画『パリス・ノット・フランス』(原題)がトロント国際映画祭で上映され、観客席には監督に拍手を送るパリスの姿が見られた。映画の中でパリスが語っているのは、自分のイメージや元恋人が流出させたセックス・テープ、自分を追い回すパパラッチのことなど。「基本的に世間はわたしを見るだけで判断を下している。それはニセモノのわたしなのにどうすることもできないの」とパリスであることの悩みを打ち明けている。
ドキュメンタリーはパリスの両親や妹、仕事仲間のインタビュー映像も含み、ハンバーガーショップのドライブスルーで、パパラッチの群衆に囲まれながらオーダーをするパリスの姿もある。監督は、彼女のいる環境を見ると人間として見られていないとコメント。「周囲の人は彼女が人間であることを忘れ、あんなにひどい扱いをできるものかと驚いた」と語った。
パリス自身も『パリス・ノット・フランス』の出来が気に入っているようで、よりインパクトを与えるため、予定されていた3回の上映を1回にするようトロント映画祭側に申し出て、希望通り1回限りの上映となっている。