ケンシロウとユリアが結婚?「北斗の拳」原作者の武論尊がヒーロー誕生秘話をぶっちゃけ!
13日、日本青年館で人気コミック「北斗の拳」の生誕25周年記念イベントとして、第64代北斗神拳伝承者ケンシロウと南斗慈母の星ユリアの結婚式ならぬ、結魂式(けっこんしき)が執り行われ、原作の武論尊、キャラクター原案の原哲夫が「北斗の拳」誕生の意外な裏話を明かした。
イベント本番前に、マスコミ陣の取材に応じた原作者の二人は、自らが生み出した伝説がファンに支えられ、25周年を迎えたことに感慨深げな表情だった。しかし、ストーリーを手掛けた武論尊は、連載開始当時の思い出を振り返り「当時は締切に追われるばかりで、先のことは何も考えていなかった」とこれほど大きな作品になるとは予想外だったとコメント。また「名前がケンシロウだけに、兄が3人いるはずってことになって(笑)」とケンシロウの兄であるラオウ、トキ、ジャギが、後から強引に誕生させたキャラクターだと暴露した。
そんな原作者の告白に「北斗の拳」の熱狂的なファンで当日、イベントの司会も務めたお笑い芸人ペナルティの二人も「えっ! そうなんですか!?」と驚きを通り越して、若干ガックリした表情に。武論尊が「それにケンシロウの胸にある7つの傷はね……」とさらなる秘密を暴露しようとするのを「もう聞きたくないです!!」と自分たちの夢を壊すまいと必死に制止していた。
『真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝』は最愛の女性ユリアを奪われ、放浪の旅を続けるケンシロウの戦いを描いた“真救世主伝説”シリーズ5部作の最終章。原作では描かれなかった空白の1年が全ぼうを現すことになっている。
映画『真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝』は10月4日より池袋シネマサンシャインにて先行上映後、10月11日より全国公開