竹中直人、あこがれの吉永小百合に「もっと早く出会えていたら!」とマジ告白!
18日、映画『まぼろしの邪馬台国』の公開を記念して、2階建ての真っ赤なロンドンバスを改造したキャンペーンカー“まぼたい号”が全国20か所を回ることになり、六本木・国立新美術館前で出発式を行った。堤幸彦監督をはじめ、主演の吉永小百合、竹中直人、そして柳原可奈子が見送りに掛け付けた。
あこがれの大女優である吉永と夫婦を演じた竹中は終始、上機嫌だった。高さ4.4メートル、長さ10メートルのまぼたい号の壁面にプリントされたビッグサイズの写真を見るなり、「僕と吉永さんの2ショットがこっ、こんなに大きく……! いやあ、驚きました」と感無量の様子。さらに、車内に飾られていた吉永のブロマイドを見てきた竹中は「すっごいですよ。10代から今までのいろんな時代の吉永さんに目を奪われました」と興奮気味に話し、「もっと早く出会えていれば……」と本気で残念そうにしていた。あまりの熱烈なラブコールに、吉永は苦笑しながら「そうね、もっと早くね」と応じていた。
劇中で、竹中は盲目という設定のため、吉永に手を引かれ、肩を借りながらの演技だったが、「吉永さんのにおいはもちろん、島原の空気、土のにおい、皆素晴らしい思い出になりました。特に吉永さんの手のぬくもりは忘れられない。永遠にこのときが続いてほしいと思いました」とコメント。そして再びまぼたい号に目をやり、「僕と吉永さんの写真がこんなに大きく……」と言いはじめたため、堤監督から「(その話は)もういいよ」とダメ出しされた。
本作でスクリーン初登場となった柳原は「吉永さんと競演することを父に報告したら『本当にでかした!』と褒められました。ギャルの間で“まほたいブーム”を巻き起こしたい」とうれしそうにコメントした。
本作は大ベストセラー「まぼろしの邪馬台国」の著者の文学家・宮崎康平とその妻・和子が、ロマンを持って邪馬台国の発見に携わった実話を映画化した話題作。九州の大自然を舞台に、盲目の夫と彼を支える妻の心温まる夫婦愛が描かれている。
映画『まぼろしの邪馬台国』は11月1日より全国公開