杉本彩、セクシーなイタリアン・マフィアのスタイルで「男のギラギラが好き」
2日、新宿バルト9にて、「『ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション DVD BOX』発売記念GF×GQコッポラ Night」と題されたイベントが行われ、PART I上映前のトークショーでシリーズの大ファンだという杉本彩、井筒和幸監督らが登場、同作の魅力について語った。
この日の杉本は「イタリアンマフィアの女のイメージ」で選んだというセクシーなピンクのドレス姿で、相変わらずフェロモン全開。20代のときに同作を初めて観て以来何度も観ているそうで、年齢を重ねていくにつれて味わい深くなっていく作品だと絶賛した。さらに「愛と野望に満ちあふれた男たちがギラギラしているのが面白い。男性からそういったものをなくしてしまうと、非常に魅力に欠けると思うんですね」と官能的なイメージの強い杉本らしい男性論を展開。また、若かりしころのロバート・デ・ニーロのハンサムぶりにびっくりしたそうで、アル・パチーノよりデ・ニーロの方がお好みとのことだった。
一方、井筒監督は初めて日本で同作が公開された72年、初日に観に行って圧倒されたと当時を振り返った。普段は辛口トークが多い監督だが、「ムダなシーンがひとつもない。カット割を覚えたくて何度も観た」とコッポラ監督や彼を支えたカメラマンをたたえた。さらに、劇中で登場するイタリアンマフィアのルーツであるシシリー島のコルレオーネ村に行ったときの思い出などを自慢げに披露。わずか30分ほどでトーク終了を告げられると「オールナイトでやったらいいのに~」と作品への熱い思いをまだまだ語り足りない様子だった。
『ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション DVD BOX』は、フランシス・フォード・コッポラ監督全面監修のもと、完全デジタル修復をしたPARTIからIIIと特典映像を収めたボックスセット。パラマウントジャパンより9,240円(税込み)で発売中。ブルーレイBOXも同時リリース。