実写版映画『ドラゴンボール』予告編の流出動画、YouTubeにアップされる
実写版映画『ドラゴンボール』の予告編が世界最速で公開されたロンドンで開催中の「ブランド・ライセンシング・ヨーロッパ 2008(Brand Licensing Europe 2008)」。そこで上映された予告編の模様を撮影した動画が、人気動画サイトYouTube上にアップされているのが明らかになった。(現在は削除)
動画は、フランスの『ドラゴンボール』ファンサイトが撮影したもので、全編で1分7秒の長さだ。予告編の音声はなく、会場のブースと『ドラゴンボール』のポスターが映された後に、予告編が撮られている。予告編の内容は、9月に明らかになった予告編のキャプチャー画像と全く同じで、ピッコロが原作通りの緑の姿ではなく白い肌であったと、世界中のファンに衝撃を与えた流出画像は本物であったことがわかる。
予告編の冒頭では、暗い石畳のようなところを数人が歩いているシーンから始まり、チョウ・ユンファ演じる亀仙人の横顔やアーニー・ハドソンと思われる人物を中心に6人が祈っているような場面が映し出される。そして、悟空役のジャスティン・チャットウィンがドラゴンボールを見つめているシーンから20世紀フォックスのロゴマークに変わり、亀仙人と悟空が訓練をしているところや砂漠のシーン、ブルマ役のエミー・ロッサム、マイ役の田村英里子、チチ役のジェイミー・チャンが登場し、派手なアクションシーンが流れる。その後、満月のような月の映像の後、白い肌に触角のないピッコロが攻撃しているシーンが登場し、カンフーシーンと悟空の必殺技のポーズから『ドラゴンボール』のタイトルに変わる映像でとてもかっこ良くシメている。テロップで、「史上初の『ドラゴンボール』実写版映画は、2009年春劇場で世界公開」と流れ、期待を高めてくれている。
ピッコロの白い肌に関しては、9月に流出画像が公開された後にスクリーニングを見たファンからの極秘情報として、肌は最初は白いが緑色になると驚くべき情報が明らかにされていた。実際、流出した予告編動画でも、悟空から攻撃を受けているピッコロらしき人物は緑色の肌をしている。
実写版映画『ドラゴンボール』は、日本では全世界に先駆けて2009年3月13日に封切られる。早く本編を劇場のスクリーンで見てみたいものだ。