意外にも超一級!バカバカしさ満載の全米興収入No.1の最低映画が上陸!
映画『アイアンマン』のトニー・スターク役も記憶に新しいロバート・ダウニー・Jrと、映画『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック、そして映画『ナイト ミュージアム』のベン・スティラーが繰り広げる超おばか映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が、もう間もなく日本で公開になる(11月22日)。
落ち目のスター3人が、戦争映画を撮るために、本物の戦場に派遣されてしまうというサバイバル・コメディー。下ネタ満載、パロディー満載の100%コメディー。だがありがちな低予算映画ではなく、意外にも超一級の作りに驚く。あの大スター、トム・クルーズもカメオ出演ではなく重要な役で登場する。
盛り込まれたパロディーは映画『ランボー』『プラトーン』『地獄の黙示録』『プライベート・ライアン』『未知との遭遇』『レインマン』『アイ・アム・サム』『ザ・エージェント』『M:i:III』など数知れず。冒頭から映画ファンの心をわしづかみにする。その証拠に今年、アメリカであらゆる記録を塗り替えた映画『ダークナイト』を押しのけボックスオフィスに2週連続で1位に輝いた強者だ。
ダウニー、ジャック、ベンが三人三様それぞれ違ったキャラクターで繰り広げる役者バカぶりはリアルでいて完全な爆笑もの。中でもトムの振り切れた演技は絶対に見逃せない。監督、脚本、原案、製作は何とベンが務め、彼自身がそんな自分を映画の中で完全にちゃかしているところは含蓄があり興味深い。
映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』は11月22日丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開