新垣結衣に、監督が「痛い思いをさせた」と謝罪!?
11日、丸の内ピカデリー1にて、映画『フレフレ少女』の初日舞台あいさつが行われ、主演の新垣結衣、永山絢斗、柄本時生、斎藤嘉樹、染谷将太、内藤剛志のほか、渡辺謙作監督が登壇した。
これまで、本作のキャンペーンが行われた際は学ラン姿だった新垣だが、公開初日であるこの日ははかま姿でりりしく登場。当初は緊張した面持ちだったが、作品を観終わったばかりの観客に「いかがでしたか?」と呼びかけると声援や大きな拍手が沸き起こり、いつものガッキースマイルをうれしそうにはじけさせた。
夏場、体力的にきつい撮影が行われ、倒れる人間が続出したという本作。共演者の柄本は「39度の熱をだして、病院で点滴を受けていたら、新垣さんのマネージャーさんも点滴を受けていました」と思い出を語り、場内は爆笑。「マネージャーさんも倒れてしまうほど過酷な暑さだったんですか?」と聞かれた新垣は「大変だったんです! 大変だったんですよ……」と繰り返し深くうなずいていた。また、渡辺監督が「新垣さんの頭に野球ボールが当たるシーン、CGを使わなくて痛い思いをさせてしまって。この場を借りて謝ります」と語りかけ、新垣が恐縮する場面も。ほかにもさまざまな苦労話がユーモラスに語られ、会場を大いに沸かせた。
最後に新垣は「この映画を通じて、人を応援することは、自分を応援することだと改めて思いました。人を応援するために、自分も頑張る。皆さんも、言葉と体で誰かに思いを伝え続けて奇跡を起こしてください」とさわやかにコメントして会場を後にした。
『フレフレ少女』は、野球部のエース(本多拓人)に恋をした女子高生(新垣)が、応援団長に変身して仲間たちと汗と涙の奮闘を繰り広げ、大きく成長していくさまを描く青春ストーリー。
映画『フレフレ少女』は丸の内ピカデリー2ほかにて全国公開中