『リーサル・ウェポン5』の製作は消滅!
製作が決まったと思われていた人気アクション映画『リーサル・ウェポン』のシリーズ5作目の製作が消滅したことが明らかになった。『リーサル・ウェポン』シリーズを通してメガホンを取ってきたリチャード・ドナー監督がロサンゼルス・タイムズ紙に語ったところによると、シリーズ5作目を製作する鍵となっているといわれていたメル・ギブソンが出演しないことを決めたそうだ。「メルは出演を辞退したんだ。わたしはシリーズ5作目にかかわっていなかったから、メルが出演しないと決めたことは喜ばしいね」とドナー監督は語った。
どうやら『リーサル・ウェポン5』に関しては、プロデューサーのジョエル・シルヴァーと脚本家のシェーン・ブラックによる続編企画にはドナー監督は参加せず独自の企画を進めていたものの、製作会社であるワーナー・ブラザースはジョエルらの企画を選び、ドナー監督は蚊帳の外に置かれるかたちになってしまったようだ。メルとドナー監督は、『リーサル・ウェポン』シリーズのほかにも、映画『マーヴェリック』『陰謀のセオリー』でコンビを組んだ仲なのでメルがドナー監督がかかわらないのならと出演を辞退するのも納得だ。
先日、若手俳優コロンバス・ショートがダニー・グローヴァー演じるロジャー・マータフの息子役の出演オファーを受けたことを明らかにし、『リーサル・ウェポン5』製作に関して期待が集まっていたところに、このメルの出演辞退のニュースはとても残念だ。